力が抜けるとき

 

東京 パステル講座、おとなパステルの杉本みのりです。

 

先日、息子が某予備校のデモンストレーションに呼ばれました。

しばらく私に絵を見せてくれていなかった彼が

「今日のさ、こんなだったよ。」と、

自分からスマホ画像を見せてくれました^^

 

 

見てみると、、いい絵なんです。

 

今までの彼の描いていたどの絵よりも、

やわらかくて、リラックス感があって、

なによりも面白がって描いているのが伝わってきます。

 

「へぇ~~、リキミが消えて、いい絵だねぇ・・!」

 

そういうと、本人もハッとして

「そうか・・そうだ・・。リキミが消えたんだ。。」

と、自分で自分の絵を気に入ったポイントに気付いたみたいでした。

 

 

ずっと「上手く描かなくちゃ・・!」と

自分を追い詰めるようにしか描けなかった彼ですし、

これからもまだまだ点数の付けられてしまう絵しか描けません。

 

私も同じ経験をしてきたから、

リキミのない絵を描ける幸せを、少し先に経験しているんですよね。

 

 

講座で受講生様たちを拝見していても、

「上手く描きたい!」という気持ちが暴走している方も見受けられたり・・

(気持ちはすっごくわかります^^)

 

 

でも、やっぱり、

自分に驚きながら、

自分に惚れ直しながら、

自分の新しい顔を発見しながら、

描いて頂けると嬉しいなぁ・・!

 

ッテコトハ、そう描いて頂けるように

私が方向付けをしなくちゃね・・って話しですね ^^;

 

 

そして、昔の人は真実を言ってました。

【 急がば回れ 】

 

絵に関しても、まさしく、急がば回れ、です。

 

遠回りしてるようでも、それが結果としては上達の早道だってことがたくさんあります。

 

あ・・!遠回りと無駄なことは違いますよ~(笑)

 

 

ここの見極めは、経験者に訊くのが手っ取り早いです。

経験者は、みなさん自分でいやと言うほどやっちゃってますから ^^;

 

 

たくさん描けば上手くなる・・は真実ですが、それでもそこには原理原則があって・・

 

・人のコピーを30枚描くなら、自分の思うように描いて失敗するのを10回経験したほうがいい。

・写真を見て100枚描くなら、もどかしさを感じながらも描くスケッチ20枚の方があなたを上達させてくれる。

・模写が100枚集まるより、本当の自分の声を形にした絵を10枚集めた方が、20年後・30年後に抱く自分自身への愛おしさ、懐かしさ、自己肯定が段違いに深く大きい。

 

もうね、どうしようもなく【経験から言えること】ってあるんですね。

 

きっとパステル画じゃなくても、他のものづくりの方だって同じ経験からの確信をお持ちだと思います^^

 

 

さて・・

 

「リキミなく描けた」一枚は、

息子にとっては良い転機になったようでした。

 

 

力んでいた自分に気付いて、

頑張りすぎてた自分を認めて、

緩んだ自分の魅力を知って、

 

そんなふとした瞬間に、本当に好きな表現

やってみたい自由な表現が見つかったりします。

 

 

受講生様たちも同じなのですが、そんな、

「なんか、いいな♡」って思えたとき、

とにかく自分に降参しちゃうといいですよ♡

 

全部100%気に入る絵ばかり・・なんて、

本当のことを語れば、(私は)そうそう遭遇できません。

 

だけど、毎回、

小さなポイントで「ここ好きな感じだな♡」

「ここ、意外と上手く描けたじゃない?」

そんな部分を1つでも見つければ、

 

「私って、すごい・・!」が積み重なっていくんです。

 

でね、素直にその「好き」な部分に、

それを描けちゃった自分に、降参しちゃえばいいと思います^^

 

それって、目に見えない強力な次へのモチベーションになるし、

なによりも、自分の心が嬉しがりますよね^^

 

 

歓びのために描いている絵、

幸せのために描いている絵ですから、

大人世代になってまで、絵でも修行はやめておこうっと^^

 

 

 

下書き記事ばかりが蓄積されていくこのブログ ^^;

1ヶ月近く更新していない間に西表島へ行って参りました。

いつもの集落のいつもの夜の風景。

毎日会うおばあの畑の横のドラゴンフルーツは、

花の美しさだけじゃなく、

写真撮影したいと苦戦してる私に、おじいとおばあがありったけの延長コードを持ってきてくれて照明を付けてくれたお花です。

 

この花を思い出すたびに、ハートの真ん中に、あたたかな灯が灯ります。

 

 

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